タバコを吸う女は嫌われやすい


会社員の時、朝は8時に朝礼がはじまって帰るのはきまって終電。
2時ごろに寝て、7時すぎに起きる。
土曜日はもちろん仕事。9時からきっちり始まって整理が付かなかった書類の整理や来週もっていく企画の相談や企画づくり。来週の日日の行動計画の作成、提出をして19時くらいを目安に帰る。
家に帰ってから、テレビなどをだらだらと見て、次の日の午前中まで寝る。
日曜日は、家のことをやって、ぶらっと外に買い物に出て、23時くらいからしぶしぶ明日からはじまる(昨日終わらなかった)仕事に少し手をつけてから寝る。

そんな1週間を繰り返すような、3年間だった。


職場では基本的には私語を話す余裕も、雰囲気もなく、職場でタバコはもちろん吸えない。
タバコを吸う人たちは外の備え付けの灰皿があるところで一服。
雑談はそんな場所で話すのが常だった。
タバコを吸わない私も、リラックスしている上司のそばにいって情報交換なり、報告をしていた。


2年近くたって、気が触れてタバコが大嫌いだった私も吸うようになった。
あわただしい時間の中で、一呼吸を置こうと、タバコと書類をもって外にでて、ざっと書類に目を通す。


タバコを吸うと、なんだかそんなことをふと思い出すのでした。
あーいう働き方も、やっぱり好きかもな、と思う。