NPOというもの


NPOという事業体組織が及ぼす影響は、社会と個人に対するものがあり、影響の仕方自体は異なるものだと思う。
また、個人に及ぼす影響について言うと、さらに、NPOを取り巻く人間模様は、NPOスタッフとして作り出す側と、ボランティアや受益者のようにそれを利用する側におおざっぱに大別できる。

NPOは今後、間違いなく社会の中で重要なポジションを占める組織となっていくし、そうなっていくことが望ましいことだと思っている。
そのとき、NPOは排他性をもってはならない。
今の風潮は、NPOにも関わらず、閉鎖的で、排他性をもってしまっているところが多いように感じる。

なんていうのか、NPO的な意識が「ある」ということが普通に存在することが自然なことだし、隔絶して考えてしまうことにナンセンスさを感じる。
今でも、NPOというのは、意識の高い人がやっている、とか、慈善的な行為、とか、と言われて久しい。ある意味では正しいけれど、決して特別なことではない、と声を大にしていっている。
だから、NPOスタッフとして、いかに参加の間口を広げていくかが肝心。

一方で、常にボランティアを受け入れられるほど、組織体として整頓されているNPOというのは、多くはないかもしれない。
という訳で、気軽にいつでも参加できる仕組み、というものを自分なりに模索しようと思っている。
実は、成功例が近くにあるんだけど、少し遠回りしてみようと思っている今日この頃。