4月

04/30 HESロケ班:突硝山・嵐山・浦臼神社(宮本さん)

◆学び
ネイチャーガイドとしてのものの見方・考え方の一端に触れさせていただく機会をいただきたました。具体的には、自然基礎調査の必要性、資源の発掘と活用の目線、どんなメッセージを参加者に意図していくか、春に対する想いなどなど。

◆感想
カタクリ、エンゴサク、フクジュソウなど、色とりどりの野草が咲き乱れている様はとてもきれいで、都会でこれまでみてきた園芸種(外来種)の花壇とはまったく異なるお花畑に出会えたことがとても新鮮でした。
また、「厳しい環境だからこそ群生することができる」ということが、この景観を支えていると思うと、北海道に来たからこそ見ることができたのだと、宮本さんの春に対する感激ぶりに深い共感ができないながらも感じる気持ちを持てたのではないかと思います。
さらに、今回訪れた場所は人の生活と関わりの中で、その景観があることも興味深いものでした。

「ガイドウォークだけでは先がない」
資源の発見と価値をつけていく演出、何をメッセージとしてプログラムを構成するか自分なりの意図と、自身の持ち味も発掘・発揮していくことなど、 色々大変です。

30日 スケジュール

8:00       札幌駅出発
10:30-13:10  突硝山
13:35-15:20  嵐山公園(昼食を含む)
16:30-17:20  浦臼神社
17:50-18:25  宮島沼
18:40      温泉


04/28 am装備講義/ pm食料講義(達也さん)

◆感想
・講義で話されていることは経験を積んでいない私にとって、ピン、とその場面が想定しづらい面があるので、経験値を高め身につけていきたいと思います。


04/27 読図実習(樋口さん) in手稲山

◆学び
・地図と地形を照らし合わせ空間の把握をしていきましたが、フィールドに立ったことで地図からは容易に読みとれない地形の複雑さ(小さな沢が数多くあることや傾斜など)を肌で感じることができました。

◆感想
・「地図を読むとき、大丈夫と確信したときから迷いはじめる」(樋口さん)3人でゴールに向かって設定した経路を行くときに途中、現在地の把握を間違えてしまい少し迷ってしまう場面がありました。
その時のことを振り返ると、私自身の間違いのポイントは、「その人の判断を尊重したほうが良いのではないかと思うし間違いでもなさそうだしその判断で良いんじゃないかな」という感情的で安易なものでした。
実際、私自身が地形を読みきれていない状況でもありましたが、判断をする際に感情的なものがかなり優先していて慎重さには欠けていました。
判断は、判断するまでにかけられる時間・精度のコンテント部分と、多くの部分を感情・状況といったプロセスの部分に影響を受けるものなのだということを改めて実感しました。
また、細かいことに気を取られて大きな目線が持てていなかったり、道のないところで先頭に立って歩くことの難しさも経験しました。
すばやく判断することと、それに自信をもってリーダーシップを発揮すること、信頼関係を築いていることなどなど、常に不安を感じる状態をどう切り抜けていくのか、が今後の課題になることと思います。
ですが、頭よりも行動、何事も経験、ということで当面やっていきます。

27日 概要

・山頂・林道にて地形を読みとる作業
・地形を読んで道のないところを歩く



04/25 MFACIC(樋口さん)

◆学び
応急救護に関して、知っていないと対処の仕方に困ってしまう事柄を単純化し、体験を通じて一連の動作として学ぶプログラム構成になっており、非常に分かりやすい内容でした。

◆感想
お客様から「マウスピースや手袋がなかったときはどうするんですか」という質問が印象に残りました。
緊急時にどんな対応ができるのか、ということも重要ですが、自分はどんな対応をするのか。
「自分のおかれている状況をすばやく察知、判断できることと今後起こり得る危険を常に予知しておくこと」
そういう力を身につけられていない私には、「MFAプロバイダーの安全が第一」という前提条件は常に意識しないといけないことなんでしょうね。
未然防止のサインを自然の中から読みとれるだけの洞察力、センスを磨きたいものです。

25日 概要

時  間  : 10:00-18:00
参加人数: 12人



04/23pm〜24 鳥講義・実習(小林さん) in積丹半島

◆学び
・小林さんの「学習の仕方〜環境を観察し、鳥を観察する、という目線で鳥を見る〜」を知ることができたことは何よりの収穫でした。それは、これまで鳥だけに着目し、環境を観るということを全くしていなかったこと、ゆえに、その鳥を知らないので興味関心ももてず、ただ鳥を見るという行為を面白いとは思えなかったからです。
小林さんのミッションである「鳥好きをつくること」への姿勢・考え方の一端に実感をもって触れることができ嬉しかったです。

◆感想
・前日に落合さんから、良いガイドと一緒に過ごす旅は本当に感動をする、という話を聞いていましたが、小林さんの参加者の要望に応えられる知識の豊富さと参加者の方々の小林さんに対する信頼の厚さにはただただスゴイ!と思いました。どう考えても経験・知識ともに豊富な参加者に、新たな発見や知識・機会を提供することができるのですから!

・人と人とのふれあいを通じて情動体験をしてきた私にとって、参加されている方々がそれぞれに楽しんでいる楽しみ方に便乗させていただくことで色々な目線から自然に目を向けることが出来たのではないかと思います。ただ、自然を見る優れた目を持っていないので残念ながら見落としてしまっている発見は数多くあります。。。

◆失敗談と提案
私の当日の出で立ちはジーパンでした。
天候への配慮も少なかったのですが、雨具の用意もせずいました。。。
黒松内研修生の格好を見てびっくり。長靴と、すでに雨具を着ている。参加者の装備も暗黙の了解か、しっかりしたもの。
特に当日は、曇ったり、吹雪いたりと悪天候。山だったら死んでます。
野外活動、本州での気候との違い、これまでの鳥観察経験などなど読みが甘く、またずれている部分があると反省しました。

一方で、改めて案内を見ると、雨具、という記述がないことや、どんな場所にいくからどんな出で立ちがよいかなどを想定できる記述が少なく、私のようにちょっぴり認識が甘かったり、行く先への知識や事前学習の少ないお客様にはちょっと不親切かもしれません。

自身が抜けているだけの話しですが、今後HES経由で新規(特に道外)のお客様が増えることが想定される場合にお役立てできればと思い。。。
ただし、自身はもうちょっと慎重に考動します。反省。

24日 スケジュール

am 水辺の鳥観察
pm 山野の鳥観察 積丹岬
   温泉    岬の湯


04/22〜23am 雪中ビバーク実習(達也さん) in百松沢

◆学び・気づき
・どんな環境にいても自分の環境は自分で良くする。
・迅速な判断に欠ける、対応の遅い自分。

◆反省
・今後の課題、として、地図読み技術を発達させるためにこれから地図を見るように心掛けるとしたにも関わらず、早くもカバンの中で地図が眠ってしまいました。ちょっとした合間に、他の人たちが地図を見ているのを横目に反省。

04/21 pm読図講義(樋口さん)

◆学び
・コンパスの使い方
・等高線を元に、立体的に空間を把握をすることが難しかった

◆今後の課題
・最低限の知識は身につけられたと思うので、現場でコンパスを使って自分の位置確認ができるようになること
・地図を見て、空間が把握できるようになること
 (これからしっかり地図を見るように心掛けます)


04/20 am オリエンテーション(伊藤さん)/ pm装備(達也さん)

◆感想
・細々とした装備も含め、足りないものが多いので買い揃えるのが大変です

◆今後の抱負
・この数日で色々な想いをもった方に出会うことができ、ねおすに来たことを喜ばしく思いました。これから、磨きがいのある玉になるべく、多くの体験を積んでいきたいと思います。


04/15-16 入学式 in黒松内

◆感想・学び・気づき
・数々のイメージや体を動かすなどの実習を通じて、NEOS構成メンバーへの理解を深めることができました。
・運営の価値観に、「愛と責任」というキーワードがあり素敵と思います。
・企業の人材育成は合理的であること(組織が求める人材となることを仕向ける、否定的要素を含む傾向があるのではないかと振り返りました)。その一方で、NEOSでは、一人ひとりの個性やミッションを引き出し、尊重していること。

◆今後の課題
・ねおす・NPOの運営について、また、組織としてのビジョンへの理解を深めたいと思います。
・自分が何がしたいのか、また、そのための具体的手段を明確にすること