転職したときに心に強く思ったこと


生を受けて20数年、程度の差こそあれ、自分の力では決して立ち向かえないほどパワーで圧倒されたことや困難な状態に陥ったことも、苦しんだこともないと思う。

ここ数年になり、特に、人権についての問題が心から離れない。
人権というと、よくわからない、けど、その人に「選択ができる」という状況があること、そしてその選択を受け止める「環境」があることだと、自分の中で理解をしている。

今現在も、偏見・差別・抑圧・弾圧…、一人の力では屈し得ない力に、立ち向かっている人たちはどれくらいいるのだろうか。
申し訳ないことに、見聞きすることでしか、その情報を得ることができない。


そして今、私は。
自分の選択さえできれば、すべて自分の行動次第、努力次第で決められる環境の中にいる。何も阻害する要因などないのだ。


今、自分が選択できるということは、恵まれた環境にいるからこそできること。だから、この自分で決めた決定は、すべて自分が責任をとらなければならない。
誰かのせいなどと思うのはお門違いなのだ、と思っている。

だから、困難はあるにせよ、自分が決めたことには覚悟をもって、常に前向きに取り組みたいと思っている。